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一人ひとりの“違い”が強みになる会社で、自分らしく挑む

一人ひとりの“違い”が強みになる会社で、自分らしく挑む

UiPathではDE&Iを推進する活動も積極的に行われています。2021年には日本のオフィス環境改善のためのタスクチーム、GUT(Gender Uniqueness Taskforce)が立ち上げられ、様々なイベントを通じて、優しい企業文化の基盤作りに貢献してきました。

このインタビューでは、パートナー営業本部の菊地原 清子(通称Koko)に、女性が活躍できる組織づくりと、UiPathの社風について詳しく話してもらいました。(本記事では、菊地原を社内外での通称“Koko”と表記します)

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パートナー営業本部 Partner Marketing Manager 菊地原 清子 (通称 Koko)

「実は、昔ハリウッドで役者を目指していたことがあるんです」

そう語るのは、UiPath日本法人のパートナー営業本部に所属するKokoさんこと菊地原清子さんです。

アメリカの大学に留学していた頃は、人種や文化の違いから生まれる壁に何度も直面し、特に南部ではアジア人であり外国人であることから、厳しい現実を幾度となく経験されたそうです。一方でロサンゼルスでは、アジア人役は限られていたものの、差別はそれほど強くなく、ウェイトレスをしながらオーディションに励み、必ずしも役を獲得することは多くなかったものの、自分の演技を認めてもらう機会は多くあったそうで、その経験を通じて、「自分らしさ」について深く考える日々を過ごしたとのことでした。「違う文化の中で暮らす中で、無意識に貼られるラベルや先入観には何度もぶつかってきました。悔しいことも多く、どうすればなくせるのかを考えた時期もありましたが、現実は一人ではどうにもならないことばかりでした。それでも、“負けたくない”という気持ちが、私を前に進ませてくれました。日本に帰国してからは、逆カルチャーショックを経験し、“多様性”について改めて考える機会が増えました。異なる価値観の中で生きることの難しさと大切さを身をもって感じてきたことが、今の私の活動に繋がったのだと思います」

女性社員がリラックスして情報交換できる場所を作りたい

UiPath日本法人では、GUTを中心として、DE&Iを推し進めていくための様々なイベントを企画しています。例えば、母の日にはママ会を、父の日にはパパ会を開催するなどして、社員のParenting(子育て)に対する意識向上を支えています。今後は、敬老の日に新たなイベントを企画するなど、より幅広いターゲットにコミュニティを拡大していきたいと考えています。

またGUTでは、女性があらゆるステージにおいて働きやすい組織を作り上げていくための活動として“Woman in UiPath”というコミュニティも運営しています。これは、グローバルに活動するPUCのWomen(女性)カウンシルでもあります。

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日本における主な活動としては、まず茶話会(女子会)があります。ランチやお茶を楽しみながらリラックスして話ができる場を設けることで、仕事やプライベートの悩みを気軽に相談し合い、情報交換しながら交流を深めてもらっています。

昨年8月には、これから産休に入る女性社員の要望を受け、先輩ママ社員から様々な体験談を聞くという「プレママ会」も開催されました。参加者からは「実際にママにならないと分からないリアルな情報が聞けてとても役立った」と喜びの声をもらっています。

日本でのWoman in UiPathの立ち上げ期から中心的存在として貢献してきたKokoは、コミュニティの活動について次のように話します。

「UiPathでは、業務上においては英語でコミュニケーションを取ることも少なくないですが、プライベートな話題は母国語である日本語で話したいという気持ちは多くの方が持っていると思います。茶話会では、心を開きやすい空気を作ることで、まずはリラックスしてもらえることを大事にしたいと思っています」

また、他社のDE&Iを推進するグループとの共同イベントも開催しています。業種や業態の異なる企業と交流することで、自社にはない視点から課題を見つめ直す機会となっています。同時に自社のノウハウを提供することで社会貢献にも繋げています。

さらに、UiPathのユーザーコミュニティ「UiPath Friends」に参加する女性向けの活動も行っています。事務職からエンジニアに転身した方々の中には、「自信がない」「スキルが足りないのでは」といった不安の声もあります。そうした声に寄り添いながら、自信をもってUiPathを活用してもらえるよう、共に学び合い、励まし合う活動を続けています。

先入観をなくし、自分らしさを楽しんでほしい

他にも、3月8日の国際女性デーには、社内イベントを開催したり、女性のキャリアに関する様々な話題を性別問わず有志の皆さんからオンラインで発信してもらったりと、多様な情報がリアルとオンラインでハイブリッドに提供され、Woman in UiPathの活動を盛り上げました。

昨年の国際女性デーWeek 2024では、Kokoもライトニングトークをし、自身のキャリアについて詳しく紹介しました。

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KokoがUiPathに入社したのは、日本法人が設立された2017年。今となっては古参社員の一人となりましたが、会社としては初のワーキングマザーであり、初の産休・育休取得者であり、初の復職者であるなど、初めて尽くしの先駆者的な社員です。ライトニングトークでは、Atlassian様のコミュニティイベントACE Tokyo #60でユーザーとして登壇した際に話したUiPath入社当時の経験をベースに、自身がなぜこの活動に取り組んでいるのか、何を目指しているのかについて、思いを語りました。

「働く女性がキャリアの転機で感じる「自信のなさ」――それは、私自身が何度も向き合ってきた感情です。自己効力感を持てず、「本当にできるのだろうか」と立ち止まったこともあります。UiPathでこの活動を始めたきっかけは、入社時に現会長の長谷川康一が「女性の働き方改革を一緒に頑張りましょう」と強く握手をしてくれたことでした。転職面接で「子どもが体調を崩したときはどうするのか」と聞かれなかったのは、UiPathだけでした。それが、今も私の原動力です。

私は“女性支援”を専門にしてきたわけではありません。ただ、母になり、離婚し、シングルで子育てと仕事を両立する中で、女性としての生きづらさを強く感じるようになったのは事実です。だからこそ、「自分らしさ」の集合体から生まれる化学反応を、まずは自分自身が楽しんでいきたいですし、周りの皆さんにも楽しんでいただきたいです。」

UiPathの社内には、社員一人ひとりの生き方とそのユニークさを尊重し、大切にしようというカルチャーがあります。

「UiPathのCEOダニエルは、社員に対して「Be yourself(自分らしくあれ)」とよく語りかけます。これは、ただ温かく背中を押すだけの言葉ではありません。私は、「自分らしさを土台に、最大限の力を発揮し、組織としてさらなる高みを目指そう」という強い意志が込められていると受け止めています。

だからこそ、UiPathには無理に誰かになろうとせず、自分自身を信じて挑戦する文化が根づいています。一人ひとりが自分のスタイルで力を発揮しながらも、自然と組織の成長に貢献していく――そんな健やかで前向きなムードが社内に広がっています。

若い社員が多く、ダイバーシティに富んだ環境と、グローバルに活躍できるフィールドを備えたUiPathは、多様な働き方や価値観を尊重しながら成長したいと考える方にとって、最適な職場だと思います。」

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Digital Marketing Japan Team
Japan PR Team

Japan, UiPath

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