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「AI×ロボット×人」が拓くAI時代の自動化の姿――エージェンティックオートメーションが企業の価値創出を加速する

Summarise:

「AI×ロボット×人」が拓くAI時代の自動化の姿 ――エージェンティックオートメーションが企業の価値創出を加速する

進化の勢いが止まらないAIですが、実際の業務の現場においてはどのようにすればAIの能力を効果的に活用できるのか、そうしたAIの活かし方が重要になります。UiPathはAIとロボット、そして人の3者が業務現場で協働する仕組みを提案し、「AI×ロボット×人」という新たな自動化の段階へのステップアップを支援しています。3者の協働により業務をエンド・ツー・エンドで自動化できる「エージェンティックオートメーション」をソリューションの中核として、ビジネス価値の創出を加速させます。エージェンティックオートメーションによる新しい自動化の世界像をご覧いただき、これが企業にどんな恩恵をもたらすか、その可能性の大きさを感じていただきましょう。

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「2025年はAIエージェント元年」。ChatGPTに代表される生成AIが登場してから3年目となる2025年は、対話型AIから業務を遂行するAIへの転換点となりました。人間の問い合わせに対して返答するだけではなく、提示された課題についてAIエージェントが自ら思考、判断して答えを出していく世界が幕を開けたのです。

ただし、急速に進展する生成AIを活用して、ビジネスに直結する成果を上げるのは実は容易ではありません。米マサチューセッツ工科大学(MIT)のイニシアチブNANDAによる「The GenAI Divide STATE OF AI IN BUSINESS 2025」 は、欧米の先進諸国であっても「*¹95%の組織は生成AIの投資からビジネス成果を得られていない」と報告しています。米マッキンゼー・アンド・カンパニーも、「*²AIに対する投資から十分な価値を引き出すことに苦戦している」とレポートしています。AIエージェント元年として自律型の生成AIそのものは動き始めたところですが、現実にはAIに対する投資が見合ったリターンを十分に生み出していないと言うのです。

https://www.artificialintelligence-news.com/wp-content/uploads/2025/08/ai_report_2025.pdf

*² 「The state of AI in 2025: Agents, innovation, and transformation」

https://www.mckinsey.com/capabilities/quantumblack/our-insights/the-state-of-ai

3者がそれぞれの特性を活かして協働

ワークフロー全体を自動化する

多くの企業がAIをビジネスに活かし切れていない背景には、業務プロセスの“一部分”しか自動化できていないという現状があるのではないでしょうか。こうした状況に対して、UiPathが提供するのは業務をエンド・ツー・エンドで自動化するプラットフォームです。

UiPath日本法人で会長CEOを務める長谷川康一はこう語ります。

「AIを利用するのは現場です。AIをビジネス価値に変えるためには、現場の業務やシステムとつないでアクションを実行可能にし、オーケストレーションする機能が不可欠です。UiPathのオートメーションでは、実効的なAIエージェントの新しい使い方を提案しています」。

AIをビジネス価値に変換するために、UiPathは「エージェンティックオートメーション」という新しいソリューションを生み出しました。「生成AIは日に日に賢くなっています。ただ、AIエージェントだけでは業務プロセスをエンド・ツー・エンドで自動化することは不可能です。自律的な判断ができるAIエージェントに加えて、実行するロボット、承認する人の3者の特性を互いに活かして協働することで、プロセス全体の自動化が可能になります」(長谷川)。これがエージェンティックオートメーションの基本的な考え方です。

UiPathは、これまでも企業の業務プロセスの自動化を支えるプラットフォームを提供し、効率化に大きく貢献してきました。グローバルにおいてだけでなく、日本の企業や団体に対しても同様に貢献してきた自負があります。UiPath創業者兼CEOのDaniel Dinesは、こうしたUiPathの歴史を振り返りながら、エージェンティックオートメーションがもたらす価値を以下のように説明します。

「生成AIの誕生で、UiPathには大きなチャンスが生まれました。RPA(Robotic Process Automation)は、マニュアルのタスクを自律させることができます。ルールベースの自動化による無人のロボットを作ることができるのです。同様のことが生成AIでも考えられます。認知や判断が求められるプロセスは、これまでのルールベースの仕組みでは自動化が難しかったのですが、人間によるインプットを最小限にしてAIエージェントが自律的に判断すれば自動化が可能です。ロボットによる自動化とAIエージェントによる自動化、その上で最終的な判断をする人間の3者をオーケストレーションすることで、ビジネス価値をもたらす業務の自動化が実現できるのです」。

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例えば、「AIが作成した申請書案をロボットが各システムに登録し、最終確認を担当者が行う」ことで、AIの判断を人間が補完できます。「API(Application Programming Interface)がないレガシーシステムもロボットが操作できるため、AIの判断と結びつけられる」といった効果も生まれます。AI活用の現場適用の壁を乗り越え、既存システムを含めた幅広い自動化が現実的になります。

世界のトップ企業の連携を強化

エージェンティックオートメーションの広がるエコシステム

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UiPathはエージェンティックオートメーションを創出したことにより、世界のビッグテックとの結びつきをさらに強固にしています。これは企業がビジネス価値を創出するための方法論として、彼らがエージェンティックオートメーションを評価している証と言えるでしょう。

協業企業の1つに、米OpenAIがあります。UiPathのオーケストレーションやエージェンティックオートメーションのアーキテクチャの中で、OpenAIが提供するLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)との連携が力を発揮します。OpenAI Japanの長﨑忠雄・代表執行役員社長は、「企業がLLMを価値として活用するには、現場の業務につなぐ仕組みが不可欠です。UiPathのエージェンティックオートメーションは、OpenAIのLLMをエンタープライズにスケールさせるのに適しています。エンタープライズ型エージェントオートメーションを日本企業や団体の皆さまにお届けできることをうれしく思います」と話します。

UiPathは、生成AIの“頭脳”を支える半導体製造の米NVIDIAとも協力関係を強化しています。NVIDIAというとGPU(Graphics Processing Unit)などのハードウエアの開発企業を想起するかもしれません。しかし、実際にはAI関連のソフトウエアにも多く投資しています。NVIDIA日本法人の井﨑武士・エンタープライズ事業本部長は、「NVIDIAでは、学習済みのAIモデルの推論環境を実装する『NIM(NVIDIA Inference Microservices)』と呼ぶマイクロサービスを提供しています。2025年9月、このNIMとUiPathのエージェンティックオートメーションの連携を米国で発表しました。難しい条件をクリアして答えを出せるリーズニングモデルとUiPathの連携により、さらに業務の自動化を進めることができるでしょう」と新しいエコシステムに期待を寄せます。

米Microsoftと緊密な協力関係を築いていることも、エージェンティックオートメーションを企業が有効に活用するために大きな力になります。日本マイクロソフト エンタープライズパートナー統括本部の岡 寛美・執行役員は「相互のテクノロジーを一気通貫で利用できる仕組みを共同開発しています。『Microsoft Copilot』や生成AIプラットフォームの『Azure AI Foundry』と、『MCP(Model Context Protocol)』を介してUiPathが連携することで、エンド・ツー・エンドで自動化できます。ビルシステムを手がける米ジョンソンコントロールズでは、UiPathのプラットフォームにAzure AI Foundryの機能を統合した仕組みにより、1万8000時間の時間短縮や500%のROI(Return On Investment)を達成しています。日本でもUiPathとMicrosoftが協同することで、ビジネス価値の向上を推進していきます」と力を込めます。

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日本を世界の重要拠点に格上げ

積極的なロボット導入実績がAIエージェント活用に生きる

エージェンティックオートメーションを掲げるUiPathの取り組みは、日本の企業や団体に大きな価値をもたらすはずです。UiPathのロボットを積極的に導入してきた日本企業ならば、AIエージェントを活用した自動化の価値も見出しやすいためです。UiPathはそうした日本企業を応援するため大きな決定をしました。Danielは、「UiPathの組織上、世界で3つのリージョンの1つに日本を昇格させました。米国、インターナショナル、そして日本の3つのリージョンの体制となります。UiPath本社が日本のビジネスを直轄し、日本への投資を進めていきます」とアピールします。

高齢化や労働力不足などの社会課題に直面している日本が経済で成功するためには、オートメーションとAIの組み合わせが最適であると考えます。UiPathのエージェンティックオートメーションを活用して働き方を変革することが、人手不足や人口減少の先の日本の課題解決につながるでしょう。

日本で2025年6月に発表したエージェンティックオートメーションは、多くの企業が実証や導入に乗り出しています。2025年12月に開催したプライベートイベント「UiPath FUSION Tokyo」では、東京エレクトロンやHISをはじめとした多くの企業がエージェンティックオートメーションによってどのように業務変革を成し遂げているかを示す先進事例が、いくつもお目見えしました。

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その中でも、NTTデータ・ウィズとUiPathによる戦略的な協業は大きな可能性を秘めます。その協業は、NTTデータ・ウィズが運用するビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)現場に、エージェンティックオートメーションが導入されるというものです。NTTデータ・ウィズでデジタルストラテジー事業本部長を務める林 麻由美・取締役は、「弊社のバックオフィスのノウハウとUiPathのエージェンティックオートメーションを融合させて、付加価値の高い次世代のBPOサービスを提供していきます。業務に従事する方々が創造的な業務に集中でき、BPOが企業価値向上につながるような取り組みを進めます」と語ります。

日本でも導入が着実に進みつつあるエージェンティックオートメーションに対して、UiPathでは機能向上に注力します。エージェンティックオートメーションの中核となる「Maestro」に、複数ステージで構成されるシナリオを実行できる「Case Management」機能を追加しました。また、業務や部門に特化したビジネスプロセスのフローを事前構築して提供する「UiPath Solutions」の先行プレビューを北米で開始しています。UiPathプラットフォームを無償で体験できる「Playground」も、2026年初頭から日本語で提供を開始する予定です。

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UiPathは2017年から日本にRPAを導入し、多くの企業の業務自動化に貢献してきました。現在はエンド・ツー・エンドで業務を自動化するために、エージェンティックオートメーションの活用を広げようと取り組んでいます。UiPathは企業の生産性を高め、社会課題の解決と経済発展を両立させる道筋を描くために、新たな自動化の世界を構築し、日本企業とともにAI時代の競争力の創出へ向けて歩んでいきます。

UiPath FUSION Tokyoでの各種講演は、こちらよりご覧いただけます。 https://www.uipath.com/ja/events/fusion/global/tokyo/agenda

Digital Marketing Japan Team
Japan PR Team

Japan, UiPath

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